日本ALS協会 千葉県支部「活動・イベント・ニュース」

「ALSと共に闘い、歩む会」日本ALS協会千葉県支部、および協賛・支援の活動とイベントを伝える支部公式ブログ。
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コミュニケーション支援訪問記

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     ある患者さんのスイッチが不調とのことで訪問調査に行きました。
    患者さんは丸型の押しボタンスイッチ同じものを2ケ使用していました。1つはベッドで足の裏でコールスイッチ(A)として押して使う、もう1つは車椅子で足のひざ間に入れてクッションと一緒に挟みこむようにして押して「伝の心」を操作するもの(B)で、不調なものは後者(B)のほうでした。テスターを使って調べてみるとスイッチの根元のコード部分が断線しているようでコードを動かすだけでON,OFFを繰り返します。交換すれば数千円かかり、業者でないので給付制度も使えません。修理するしかないと、その間、別の同じスイッチAに置き換えたところ角度や位置をいろいろ設定しても患者さんがうまく使えない。何とBのほうは使用頻度が高かったのか、バネが弱くなっており、これが功を奏して弱い力でも操作できていたことが判明。AとBを水平に並べて押すとAは元に復帰するが、Bは自重で元に戻らないほどバネが弱い!患者さんはBを垂直方向で使用しているので正常動作できていることがわかり、いかに微妙な使い方で利用しているかを痛感しました。やむなくその場で分解、コード切断、半田付けで修理し対応しました。もし新品のスイッチを購入し交換したら使えず、無駄に終わっただろうという予想にため息がでました。(福永記)

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