日本ALS協会 千葉県支部「活動・イベント・ニュース」

「ALSと共に闘い、歩む会」日本ALS協会千葉県支部、および協賛・支援の活動とイベントを伝える支部公式ブログ。
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視線方式意思伝達装置

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     これには現在、トビー製の「マイトビー」があり、以前はUtechzone製の「SPRING」もあったが、こちらのほうは、わずか2年で製造中止となってしまった。もともと一般的に多く売れる商品でないため採算はとれない上に高価で助成金も全額は無理で自己負担も多い。しかも眼球の運動を検知してパソコンのカーソル操作をするため、運動機能が低下するALS患者にとって使える期間が長くないのも利用を難しくしている。また目が大きく開いていないと(いわゆる半眼はダメ)視線を検知できない。それでも見るだけで意思伝達ができてしまうメリットは非常に大きいが問題は価格である。
    最近ゲームへの応用でTobyEyeXという視線検知ユニットが2万円台で入手できるようになった。そしてこれを応用したフリーソフトの「ハーティラダー」が有力な手段で注目されている。最近支部もこれを購入し1患者に試してみたところまあまあ使えることがわかった。ともあれパソコンを持っておれば従来の装置の数10分の1の値段で視線入力意思伝達装置を構築することができるので患者にとっては例え短期間の使用で終わってもそれほど自己負担が気にならない。ただあくまで自分で設定し、しかも英語の説明書のため英語とパソコンがある程度精通していないとやっかいではある。でもこれだけのコストで従来製品と同等の機能を利用できることは感動ものである。(福永記)
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