日本ALS協会 千葉県支部「活動・イベント・ニュース」

「ALSと共に闘い、歩む会」日本ALS協会千葉県支部、および協賛・支援の活動とイベントを伝える支部公式ブログ。
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ALS患者等の医療的ケアの普及啓発シンポジウム

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    「どこまで進んだ医療的ケア」
    日時:平成26年1月25-26日
    場所:ホテルグランドヒル市ヶ谷
    25日(土)13:30〜16:30
    事例検討会
    司会:平岡久仁子氏
    ALS患者・家族・ケアスタッフ等から、協会本部や支部に寄せられた相談5事例を紹介し検討した。
    助言者として、林秀明氏、中村洋一氏、鈴木道氏、石山麗子氏、福田美紀氏が参加した。
    医療関係者がいない場で医療行為を要求された場合の対応、自宅療養を望む患者に対し家族が体制を作る手立てが見えない、ヘルパーが十分な医療行為をできないためコミュニケーションが悪くなりケアプランが成り立たない、これらの理由として挙げられたのが、ALS対応できるヘルパーの不足、医療行為研修の認可までの期間が長い、認可の書類が複雑で多い、情報共有の体制不足、患者側の情報提供不足などがあった。それとバックアップ体制に地域格差が大きいこともあり、ALS患者にとっては日本の介護体制がまだまだ不十分ということが痛感された。
    なお、18:00〜20:00に全国交流会(会費要)が行われた。



    26日(日) 9:30〜12:00
    シンポジウム「病院から在宅へ(家に帰ろう)」
    座長:伊藤道哉(日本ALS協会理事東北大学医学系研究科講師)
    シンポジスト
    川田明広 (都立神経病院医師)
    高木憲司 (厚生労働省障害福祉課課長補佐障害福祉専門官)
    小俣行史 (蠅笋気靴ぜ蠡膓競機璽咼校業部部長)
    及川真由美 (蠅笋気靴ぜ蠡膓競機璽咼校業部主任)
    前日に続き、在宅介護する体制の課題を討議した。厚労省としては法体制を柔軟に変えてきたつもりが、現実はなかなかしっくりとならない、その典型が吸引に関する3号研修の取得で研修時間だけでなく複雑で量の多い申請手続き、長すぎる審査期間が指摘された。ヘルパー登録数、資格申請も毎年増加しているにもかかわらず、現場の体制不足には、ヘルパー仕事の厳しさ、十分とは言えない待遇、辞めるヘルパーの多さ、ALSという特殊な介護が因子となっている。少なくとも容易に研修ができ、認可もスムーズになれば現場は助かるという希望に対し、医学会や世間一般の考えから法を簡単に柔軟に対処するのは困難という認識だけが残ったシンポジウムであった。(福永記)

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