日本ALS協会 千葉県支部「活動・イベント・ニュース」

「ALSと共に闘い、歩む会」日本ALS協会千葉県支部、および協賛・支援の活動とイベントを伝える支部公式ブログ。
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筋萎縮性側索硬化症患者の社会とのかかわり、チームによる支援

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    H25年度 千葉地域難病相談・支援センター 講演会
    日時: 2013年9月21日(土) 14:00-16:00
    会場:千葉東病院大会議室
    題目: 「筋萎縮性側索硬化症患者の社会とのかかわり、チームによる支援」
    講師:朝比奈 真由美先生
     (千葉大学医学部医学教育研究室 副室長・講師、リハビリテーション部)

    千葉大学医学部では難病、特にALS患者とその家族の精神的ケアのために患者中心の医療ケアをよりよく構築するために大学の専門職の教育のやり方を改革し、これまで交流のなかった医・看・薬の学生が一緒になって学ぶ制度を取り入れてきた。その効果として、
    ・患者のエンパワーメント(意志表明)の向上
    ・患者を取り巻くスタッフの効果的な連帯意識とコミュニケーション能力向上
    ・医療倫理の理解と実践の向上
    これらを実施するため、教育環境上同一地域にある異種学部の交流カリキュラム、各年次ごとの目標に応じた教育内容を設けることによって実施されてきた。

    一般に異種学部の教育科目のいくつかを共通にして行う方式は昔からあったが、グループワークなどで討議も異種学部が混在して行うのはあまりなかった。世の中の知識や情報が膨大化し複雑化する中で専門職も狭くなる傾向の中でこういった取り組みは専門家が陥る問題を解決する良い手法と理解した。また医療中心から患者中心という考えも以前になかったものであり、また患者には1人のドクターが面倒を見るという一般的なスタイルからチーム支援は理想的なものである。しかし現実には地域格差やスタッフ不足の課題がある。またALSでは他にない患者のコミュニケーション問題があり、この分野では試行錯誤の所が多く、より眼を向けて力を入れなければならないと感じた。 
    (福永記)

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